女性パイロットとして機長を目指す! あきらめなければ道は開けると信じて

2021年9月24日
田中 恵子
(英語コース出身 2016年卒業) 株式会社スターフライヤー

顔の見える、身近なパイロットになろう

最初の就職先は新中央航空株式会社。東京都と伊豆諸島を結ぶ小型プロペラ機のパイロット
として乗務しました。小型のプロペラ機なのでお客様に飛行機そのものを楽しんでもらい、
飛行機から伊豆諸島の景色も楽しんでもらえるような、お客様にとって身近なパイロットに
なろうと思って就職しました。

コロナ禍で航空業界の経営危機操縦訓練も中断 自宅休業も

2019年に現職のスターフライヤーへ転職し、今までのプロペラ機からジェット機のパイロットを目指しました。そんな矢先に感染症が蔓延し訓練ができず群馬の自宅で休業する事態にも陥りました。でも絶対にあきらめようとはしませんでした。ようやく今年になって訓練が再開でき8月にジェット機の副操縦士に昇格することができました!

共愛学園前橋国際大学の経験・サポートがあってこそ回り道してきたからこそ、大切にできるものがある

実は私はパイロットになるまで10 年かかりました。普通は訓練を始めてから 3年~ 5 年と言われているので、 2 倍・ 3 倍かかったことになります。大学卒業後、転職に悩んだ際にも大学の先生やスタッフの方がサポートしてくださったことが大きな力となりました。「普通の流れと違っても、あきらめなければいつか叶う」。本当にその通りだと思います。

次は「機長」という目標に向けて、女性パイロットとして頑張っていきたいです!

私の経歴は回り道だらけです。それでも、あきらめなければ必ず道が開けるということを実感しています。高校生や大学生のみなさんも、感染症のこの状況で受験や就職活動に挑戦するのは、とても大変な状態だと思います。でも、どうかあきらめないでください。私は共愛学園前橋国際大学での出会いや経験のおかげで、もうダメかもと思った時も乗り越えていくことができました。この大学生活がなければ、今の自分は決して存在しません。女性パイロットはまだ少数。そんな中でも胸を張って、次は機長を目指して、頑張っていきたいです。

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