フィールドワークを通じて、身近なSDGs問題を考えました!
2025.01.23
1/14(火)、授業「地域コミュニティ論」において、「県内地域の魅力と課題を探そう!」をテーマに、学生が6つのグループに分かれ、それぞれ県内地域にフィールドワークに行きました。
今年度は、県央、西部、西毛、東毛、利根・沼田、5つのエリアから各グループが1か所選び、合意形成の理論に基づた対話を通じて、フィールドワークの計画書作成、実施、成果とりまとめ、クラス発表をおこないました。

フィールドワークと対話を通じて地域の魅力と課題を探すことは、実は身近なSDGsの発見につながっていました。たとえば、前橋や高崎の市内商店街を訪問し駅前の賑わいに比した課題を見つけたグループや、わたらせ渓谷鉄道沿線の課題とその解決策を検討したグループ、大泉町における多文化共生の現状とその改善策を議論したグループなどがありました。
各チーム、個人ですでに訪れたことのある地域であっても、チームメンバーと一緒に目的を共有して実施したフィールドワークでは、それまで気づかなかった、地域の新しい魅力と課題が見つかったようです。
今回の成果はクラス内での発表にとどまりましたが、ここで学んだ対話の方法を応用しながら、学生が実際に地域やそのコミュニティへ具体的に関わっていくことを期待しています。