2025年1月22日
2025年1月7日(火)「音楽と共生」の授業において、外国につながる子どもを支援する活動を行っている本学卒業生のムロ・オリバリ・ブルネラ先生をお招きしました。
伊勢崎で生まれ育った外国につながる当事者としてのご経験や思いに関するお話しを聞き、日本で暮らすペルーにつながりをもつ人々の音楽文化について楽しく理解を深めました。
まず、先生のこれまでのご経験や、現在のご活躍、ホリデーシーズンの過ごし方についてお話しいただきました。

次に、ピニャータというメキシコにもみられるペルーの文化体験をしました。くす玉を飾り付ける造形活動と、そこで伴って歌われる歌に親しみながら、
くす玉を割って誕生日が近い方のお祝いをしました。



受講生の感想の一部をいくつかご紹介します。
・文化の違い、価値観の違い、世界には1人1人違いがあるけれど、その違いをマイナスに捉えるのではなく、違いを楽しむことができたら良いなと思いました。
・音楽を通じて、世界各国の人々とつながることができるのはとても良いと思いました。
・「言葉は違うけれど、人は人」というムロ先生の言葉が印象に残りました。
・私も日本語教師の講義を受けています。実際に体験している立場に立たないとわからないことが多くあると感じました。また、コミュニケーションを言葉だけの手段をとらずに、音楽・ジェスチャー・絵など固定観念にとらわれないアイディアでしていけるとより多くの人と関わり合えると思います。
・実際に先生が経験したことをそのままの通りで話してくださったので、普段の講義より言葉に現実味があり胸に刺さりました。
・クリスマスや年末にぶどうをたべたり、黄色のパンツをはいたり文化の違いも感じました。
文責:児童教育コース 講師 八桁 由布樹