2022年12月3日
2022年12月3日(土)、2022年度 公開講座『ぐんまの魅力を再発見!vol.2』を開催いたしました。
今年度は講師に共愛学園前橋国際大学客員教授の矢島宣弘先生、群馬県文化財保護審議会委員・前橋工科大学客員教授の村田敬一先生をお招きし、それぞれ「ぐんまの自然」「ぐんまの寺社建築」をテーマにご講演いただきました。
講座No.1『「ぐんま」らしさを探す旅』では、講師の矢島宣弘先生より、主に赤城山周辺地域の地理的特徴や赤城山への信仰、自然や産業の変遷など、様々なことをお話しいただきました。赤城山山麓の豊かな自然や、その自然を利用し共に生きてきたことを改めて認識し、自分たちが普段目にしている、今もなお残る「ぐんま」らしさを再発見することができた、大変貴重な時間となりました。


講座No.2『ぐんまの寺社建築の美―近世寺社建築の価値と見方―』では、講師の村田敬一先生より、寺院と神社の歴史、ぐんまの文化財指定建築物、近世寺社建築が持つ価値と見方について、専門知識を交えながらお話しいただきました。寺社建築のデザインの変遷や寺社建築をどのように見ればよいか等を大変わかりやすくご説明いただき、地域の歴史を物語る地元の寺社建築の価値を再確認することができました。


今回の講座のテーマは、私たちにとって非常に身近な「ぐんま」の魅力についてだったということもあり、普段親しんでいた「ぐんまの自然」や身近にあった「ぐんまの寺社建築」について、地域の皆さまと一緒に見つめなおすことのできた、非常に充実した講座でありました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。