Profile

コース長 准教授
神宮 貴子
JINGU Takako
情報・経営コース准教授。早稲田大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻満期退学。修士(工学)。2015年4月に共愛学園前橋国際大学に着任。2019年4月より現職。専門は経営工学、サービスサイエンス、最適化手法。中小企業における生産性向上、付加価値向上のための研究や、教育・支援活動にも力を入れている。
研究内容について
私の専門は経営工学です。経営工学とは、「経営」を「工学」する学問分野です。もう少し言葉を補って説明すると、「経営」を構成する様々な資源や要素、「経営」を取り巻く環境における課題を、経験則だけではなく科学理論に基づいた「工学」的アプローチにより解決をしていこうとするものです。
例えば、みなさんが家で食事を作る場面を思い浮かべてみてください。冷蔵庫の中やキッチンには食材や調味料、調理器具などがありますね。しかし、その種類と量には限度があります。ありとあらゆるものを使い放題、無限に使えるものではありません。そんな時、みなさんならどうするでしょうか。キッチンを一通り見渡して、今ある食材や調理器具を使って「最も満足度の高い」メニューを考えるかもしれません。あるいは、「最も安く作ることができる」や「最も簡単に作ることができる」、「最も栄養バランスがよい」メニューなどを考えるかもしれません。このように、様々なメニュー(組み合わせ)の中から「最もよい」メニューを選び、作ることでしょう。
企業経営でも同様な場面が多くあります。企業活動においては、限りある経営資源を最大限活用し利益を最大にするには、または費用を最小化するにはどうしたらよいのかを考えていかなければなりません。しかし、膨大な選択肢、組合せの中から最もよい答えを見つけることは、数学的に解くのが非常に難しい問題なのです。そこで、コンピュータを用いて複雑な計算をさせる、効率的によい答えを見つけるための計算手順を考えるなど、工学的アプローチが必要になります。企業を取り巻く環境の変化が急速に進む現代では、「今まで○○だったから△△だろう」などの経験則に基づく意思決定が最適であるとは限りません。経験則だけでなく、客観的なデータに基づく意思決定が重要であり、それを支援する学問分野が「経営工学」なのです。
例えば、みなさんが家で食事を作る場面を思い浮かべてみてください。冷蔵庫の中やキッチンには食材や調味料、調理器具などがありますね。しかし、その種類と量には限度があります。ありとあらゆるものを使い放題、無限に使えるものではありません。そんな時、みなさんならどうするでしょうか。キッチンを一通り見渡して、今ある食材や調理器具を使って「最も満足度の高い」メニューを考えるかもしれません。あるいは、「最も安く作ることができる」や「最も簡単に作ることができる」、「最も栄養バランスがよい」メニューなどを考えるかもしれません。このように、様々なメニュー(組み合わせ)の中から「最もよい」メニューを選び、作ることでしょう。
企業経営でも同様な場面が多くあります。企業活動においては、限りある経営資源を最大限活用し利益を最大にするには、または費用を最小化するにはどうしたらよいのかを考えていかなければなりません。しかし、膨大な選択肢、組合せの中から最もよい答えを見つけることは、数学的に解くのが非常に難しい問題なのです。そこで、コンピュータを用いて複雑な計算をさせる、効率的によい答えを見つけるための計算手順を考えるなど、工学的アプローチが必要になります。企業を取り巻く環境の変化が急速に進む現代では、「今まで○○だったから△△だろう」などの経験則に基づく意思決定が最適であるとは限りません。経験則だけでなく、客観的なデータに基づく意思決定が重要であり、それを支援する学問分野が「経営工学」なのです。
担当科目
情経オムニバス /C言語 /システム開発 /オペレーションズ・リサーチ /オペレーションズ・マネジメント /数的処理 /意思決定論 /サービスサイエンス /ICT活用実践特講 /Glocal Seminar I・II /基礎演習 I・II /課題演習 I・II /卒業研究