教員紹介

Profile

本多 正直
コース長 教授
本多 正直
HONDA Masanao
児童教育コース教授 一般社団法人二紀会監事 日本陶彫会会員 
日本美術家連盟会員 埼玉県美術家協会会員 大学美術教育学会会員 
国立東京学芸大学教育学部特別教科教員養成課程美術専攻美術専修卒業 
青山学院大学・東京田中短期大学を経て、前橋国際大学に着任

学生へメッセージ

私のゼミでは、芸術と美術教育の様々な表現活動や分野別の技法など、多方面から《表現活動》《芸術による教育》について考え演習しながら授業を進めています。
《芸術による教育》についての研究(子どもたちを対象にした造形活動等)は、主に教材の提案など素材の研究による新たな教材を考えていきます。そして、ゼミの学生のみなさんは、自らの表現素材に対する知識とその研究、教育のための教材に関する知識とその研究等を、卒業制作と卒業研究に繋げていきます。
私の研究の中で、ICTを取り入れた美術教材があります。これらの教材は、手作業や物を表現することに苦手意識を持っている子供たちが、ICT機器によって他の表現方法を見出すきっかけになることで、図工や美術に対する興味関心を呼び戻すことができる手助けになると考えます。
また地域のみなさんとは、地域共生センターの講座で、テラコッタ彫刻や陶芸を制作しながら「ものつくり」の楽しさを共有しています。
〈受賞〉 第65回二紀展記念賞 二紀展宮本賞、 U氏賞、県美術展高田誠記念賞等
〈作品設置〉上野公園(時忘れじの塔母子像)、 那須野が原ふれあいの丘、十日町
山形県月山くわだい広場、セルビア共和国キキンダ市立美術館、鷲宮町庁舎、鷲宮町郷土資料館、日本工業大学、久喜総合病院 等
〈その他〉 十日町市石彫シンポジウム2009招待作家
TERRA国際彫刻シンポジウム(セルビア共和国)2007年招待作家、那須野が原彫刻シンポジウム1999年招待作家

研究内容について

美術教育、彫刻制作(石彫刻、彫塑、テラコッタ彫刻)
『何かをつくりだすこと』その経過や結果から、人々は多くのことを学びさまざまなものを得てきました。単に知識や技術の伝達をするのではなく、文化遺産を、陶冶材料として用いながらも、学習者個々の潜在する様々な人間的能力を引き出し、「人間としての全体的な構成を目的とする」ことこそが芸術による教育です。学校教育の中で、小学校の低学年の一番好きな授業は図画工作なのです。このことは、子供たちが自分を表現することに如何に興味があるかを表していますが、それと同時に小学校教員が美術教育に対して豊かな知識と教育技術を持ち合わせる必要があることを示しています。私は、学生のみなさんにその重要性を理解し学べる環境をつくることを心がけています。
一方で作家として作品制作に臨むことで、新たな教授法や技術を次代の教員になる学生のみなさんに伝えていくことが私の仕事であると考えています。そのためにも成功と失敗を経験しながら自らの制作を大切にしたいと思います。

担当科目

図画工作概説 図画工作教育法 造形 絵画 地域とアート 学校フィールド学習 A・B 教職実習事前事後指導 教職実践演習 教育実習(初等) Glocal Seminar I・II 基礎演習 I・II 課題演習 I・II 卒業研究

所属する機構/コースの教員一覧

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