学生へメッセージ
私は外国語教育部門に所属しており、主に外国語センターの運営や、学部共通科目である外国語プログラムが円滑に運営されるように細かいところを調整していく業務を担っています。
外国語センターでは、様々な方法で学生の語学学習を支援しています。個別の学習相談、TOEIC・中国語検定などの語学試験、Speech Contestや中国語語彙力コンテストなどの語学イベント、学習用図書・DVDの貸出、Language Peer Tutor(学生が学生の語学学習をサポートする制度)を実施しており、年間延べ1000人以上が外国語センターを利用しています。
学習相談者の中には「何のために外国語を学ぶのか」、目的が定まっていない人がかなりいます。ですが、目的なく学習し続けるのと、目的を持って学習するのとでは圧倒的に意欲や習得度に差が出ます。目的がわからず学習に苦痛を感じている人は一度立ち止まり、ぜひ自分に問いかけてみてください。
また、「ネイティブのように話したい」、それも一つの目標ですが、漠然とした目標だとできたことがあっても最終目標への道のりが遠いので、自己否定につながったり学習意欲が低下したりするケースが多く見られます。まずは「具体的にどういうことができるようになりたいか」を明確にして、学習過程で小さくても達成しこと・成功したことを把握してみましょう。
私はおよそ10年近く、語学に興味がある人・ない人関係なく、たくさんの学生と話をしてきました。多くの学生が、素質があるのに自己否定をし、自分の様々な可能性に気づいていないのです。本人がまったく望んでいないのであれば背中を押すことは難しいですが、少しでも興味がある・やってみたいのであれば、私たちがサポートします。
語学学習で悩んでいることを解決する手助けになれれば嬉しいです。ぜひ気軽に声をかけてください。